セラミュteamSTAR 9月公演を見て

※今回、ネタバレも含まれています。



お久しぶりの更新です。


今回は6月にも見た「乃木坂46版ミュージカル美少女戦士セーラームーン team STAR」を観劇した感想について書きたいと思います。


突然ですけど、皆さんは同じ舞台を何回も見ることに対してどう思いますか?

僕はこの舞台を、6月と9月合わせて計5回見ました。

そうしたら友達に聞かれました。「同じ舞台を何回も見て何が楽しいの?」って。


僕は、ライブとか舞台って生き物と同じだと思っています。同じシチュエーションって二度と無いもの。だから、何回も見ることって自分が作品に入り込むためには大切なことなんじゃないかなと思っています。


話は逸れましたが、9月公演は6月公演に比べてパワーアップしてるからね!とメンバーのブログやモバメで沢山言われていましたが、本当にその通りだったな〜と感じました。


僕個人的には、アドリブの回数とか時間が増えていて、毎回新鮮な気持ちで見ることができた点がとても記憶に残っています。推し補正ガンガンですが、うさぎちゃんと亜美ちゃんの絡みなんか最高すぎて毎回すごく楽しみにしていました。



次に各メンバーについてです。


まずはさゆ。月野うさぎちゃん。

6月公演を観た後にも書いた気がしますが、さゆの凄いところって、役に120%入り込めるところだと思います。

うさぎちゃんからセーラームーンという、か弱い女の子から戦士にスパッと演技を切り替えられる姿は凄いなぁと毎回思いながら見ていました。

あとは、歌に感情を載せるのがとても上手だなぁと改めて感じました。

タキシード仮面とセーラームーン地場衛月野うさぎ、2つの配役で同じ歌を歌う場面があるのですが、そこでの感情の載せ方の変え方には毎回鳥肌が立ちました。これは生で観ないと分からないかもしれませんが。


次にみり愛。亜美ちゃん。

6月に観たときは正直、大丈夫か?と思いました。でも舞台って、演じていくうちに成長していくものなんだと9月公演をみて感じました。

セリフも歌も声が通るようになっていたし、ダンスものびのび出来ているように感じて、本当に良いメンバーに巡り会えて良かったね〜と思いながら観ていました。

みり愛の印象に残ったところは、アドリブの機転の利かせ方です。さゆとのアドリブは結構ガッツリやっているので分かりやすかったのですが、ゾイサイトやルナとのアドリブも毎回少しずつ変えていて、毎回みり愛が何をしているのか探すのがとても楽しかったです。笑


次に蘭世。レイちゃん。

なんで今まで舞台を拒否してきたんだろうって改めて思いました。蘭世もレイちゃんとセーラーマーズを上手く演じ分けられているな〜と感じました。

蘭世の良かったところはよく声が通るところかな。だから今回のようなミュージカルよりは普通の舞台の方が本領を発揮できるんじゃないかな?と思いました。


次は梅ちゃん。マコちゃん。

さすが七つの大罪でエリザベスを勝ち取るだけあるなぁと思いました。歌だけじゃなくて、ダンスにアクションも全部そつなくこなす器用な子だなと。

梅の演技を観たのは星の王女さまが初めてだったけど、その時からまた成長しているなぁと思いました。

梅の印象に残っているところは、高い声色のセリフがキチンと聞こえることです。叫び声とか高い声のセリフって普通のセリフよりも聞き取りづらいって皆さん感じると思います。

セーラームーンエンディミオンを刺し殺した後、自分を刺して4人のセーラー戦士が嘆き叫ぶシーンがあるんですけど、そこで梅のセリフはすごくはっきりと聞き取れたんです。芸能界に入ってまだ2年少しなのに、ここまで成長しているのは素直に凄いなぁと思いました。


最後に花奈ちゃん。美奈子ちゃん。

第1幕はあんまり出番がないけど、第2幕では主役級の活躍のヴィーナス。クイン・ベリルを倒す時の覇気は圧倒されました。それに対してうさぎちゃんを慰めるシーンでは優しいお姉さんを演じていて、花奈ちゃんの演技の幅広さを感じられました。


そしてタキシード仮面、なるちゃん、ぐりお、ダークキングダムの四天王、クイン・ベリル、その他の演者の皆さんとても素晴らしい方々で、皆さんの優しさで5人のメンバーを引っ張っていってくださったのかなと思います。



今回の舞台を経て、みり愛にはもっと他の舞台で活躍する姿を見てみたいなと改めて感じました。

さゆはもう舞台女優のような貫禄を感じました。もしさゆが卒業した後、舞台女優の道を進むのならずっと追いかけたい、そんな印象を今は持っています。



このブログが公開された後、teamSTARはあと4公演です。最後まで怪我なく無事にやりきって欲しいです。